取り組み内容
えるちゃんは生活介護事業所ですが、ただの介護中心の事業所ではありません。
私たちは、なかま一人ひとりが「できること」を見つけ、「やりたいこと」に挑戦できるよう支援します。ここでは、さまざまなプログラムを通じて、なかまの皆さんが自身の可能性を広げ、自己実現を図れるよう努力しています。
週間予定・1日のプログラム
- ※土曜日は短縮開所のため13時半に降所です
- ※登所したら連絡ノートを出して荷物をロッカーに入れに行きます
- ※登所時に検温、血圧測定、お薬チェック等します
- ※朝の会では当番の人が出席を取ります
- ※昼食準備はテーブルを拭いたりパネルを並べたりお箸配りなどをします
- ※昼食後は歯磨き。必要な人は歯磨きテェックをスタッフがします
- ※終わりの会は連絡ノートを配り、明日の予定と当番の人の確認をします
1週間のプログラムの中に、作業(下請け作業・工芸)・学習・クラブ(音楽・美術)・散歩・習い事など多くの取り組みをしています。また、再開のめどはたっていませんがコロナ前までは2~3ヶ月に1回程度、平日に社会見学として工場や博物館などの見学を遠足とは別に行ってきました。
また、1週間を通して内職(下請け作業)を中心に取り組んでいるグループもあります。
年間の行事としては4月1日に新年度入所式(開所式)を行い、新しい仲間の受け入れや、その年度の「在籍証明書」を全員にお渡ししています。
各月の誕生日の人はその月の終わりの給料日に合わせてお誕生会をしています。年間の行事としては、遠足、花見お楽しみ会、クリスマス、節分などを行っています。
えるちゃんサロンとは
「えるちゃんサロン」はもともと家族、兄妹、関係者(グループホーム職員や相談員など)一般の人も自由に参加してもらいながら、バザー品や仲間の欲しいものをそろえてお茶やお菓子を用意して「eru」で買ってもらいながら皆でゆっくりと過ごせる交流の場として始めました。当初は2ヶ月に1回くらいのペースで開催していましたが、コロナの期間中はずっと中止しておりました。現在は徐々に再開しておりますが、まだ「えるちゃん」内だけで開催している状況です。
「eru」とは
えるちゃんではえるちゃん独自の施設内通貨「eru」を発行しています。
「eru」は内職作業や製品作り以外の工賃では評価しきれない行為に対して評価するものとして「eru」を発行しています。例えば、みんなの為に○○した。人にやさしくした。家のお手伝いをした等行ったことに対して「eru」を発行しています。
「eru」はえるちゃんサロンなどで、商品などを買う時に使えます。ほしい商品が手持ちの「eru」で買えない時に、がまんして次のサロンまでに「eru」をためて買うか、持っている「eru」で買えるものを買うかなどお金の使い方の練習としても「eru」を利用しています。